平成27年度上期の問題解説~これで60点突破!
平成27年度の問題の解き方解説
平成27年度は、C問題が28問、A,B問題が22問あります。C問題を解ければ合格できます。
イ | ロ | ハ | ニ | |
---|---|---|---|---|
C問題 | 8 | 5 | 8 | 7 |
A,B問題 | 3 | 9 | 4 | 6 |
第二種電気工事を合格するためには計算できなくても十分合格できる。
1.C問題を解けるようにする。
2.C問題だけを解く。A,B問題は解かずに開けておく。
3.答えたイ、ロ、ハ、ニの数を数える。
4.一番少ない選択肢を決める。H27上期の場合は「ロ」が少ない。
5.解けなかった問題すべて「ロ」にマークする。
たったこれだけで合格できるようになります。
平成27年度は、C問題で28問。その他は「ロ」を選択すると9問、合計37問の正解となります。
C問題は必ず解けるようにしておこう。
問7,11,12,14,15,16,17,18,19,20,23,24,25,27,29,31,32,33,35,36,37,39,41,44,47,48,50
合計28問
B問題はC問題を解けるようになったらチャレンジ。B問題を解けるようになると合格は確実。
問4,5,6,9,10,13,22,26,28,34,38,43,45,46,49
合計15問
A問題は、解けなくても第二種くらいは合格できます。
問1,2,3,6,8,21,30,40
合計8問
解説
C問題さえ解ければいいですので、C問題のみ解説します。
問7
直径1.6mmの絶縁電線の許容電流は、27Aなので電流現象係数0.70をかけた値が電線1本あたりの許容電流は27×0.7=18.9=19A
問11
プルボックスは答えイのように、電線の引き入れを容易にするために多数の電線を集合させる
問12
漏電遮断器と零相変流器、地絡電流はセットで覚えておく。また、零相変流器は電線を3本まとめて挿入することも覚えておこう。
問14
高周波天道専用の蛍光灯は通常の周波数50Hz,50Hzからインバータを用いて高周波数百Hzに変換する。
特徴として、チラツキが少ない。効率が高い。点灯時間が短いなどの特徴がある。この特徴を覚えておくこと
問15
金属管の工事に必要なのは、切断:金切の子、曲げ:パイプベンダ、表面処理:ヤスリ・リーマを使用する。
トーチランプは合成樹脂菅の曲げに使用する。パイプレンチは水道管などに使用する。
問16
進相コンデンサで、特徴は[μF]の表示がある。用途は、力率を改善する。
問17
検相器で、三相回路の相順を調べるのに用いる。三相電源はU,V,Wと3つあるので、順番が違うとモータが逆回転してしまう。そのため三相では相順の確認が必要となる。
問18
ノーマルベンドでネジなし金属管の直角に曲げる箇所に用いる。金属管をパイプベンだで曲げても良いが、電気工事は時間との勝負なので時間短縮のために用いる。
問19
ハの直径1.6mmの導線は4本までは小のリングスリーブを用いて小で圧着する。よく出るので覚えておく。
問20
真相コンデンサは不可側に負荷と並列に接続する。
問問23
確認表示灯は同時点灯ですので、換気扇などが運転したらパイロットランプも点灯します。
必ず3本必要ですので、イとロは違います。同じ点灯は赤からパイロットランプにつなぎます。ハのように黒からつなぐと常時点灯となります。
問24
単相3線式では、白と大地はつながっているので、0V,白と黒は100V、白と赤も100V、黒と赤が200Vとなります。
問25
漏れ電流を測定する際は、3本まとめて測定する。
問27
道通検査に回路計(テスタ)
絶縁抵抗測定に絶縁抵抗計
負荷電流にクランプ形電流計(この場合は1本ずつ測定する)
回転速度の測定には、回転計を使用する。
3相の相順を調べるのに検相器を使用する。
問29
電気工事士でないと従事できないのは、ケーブル、防護管、金属管、分電盤、接地極取り付けなど、電気工事に重要な工事、特に法規で条件がある場合が多いです。
逆に電気工事士でなくてもできるのは、電力計とりつけや管を埋める工事、柱を設置する工事、ネジ止め、などどちらかといえば、周り機器が多いです。
電気工事士でないとできないのは、イのa、ロのa,b、ハのbの4つです。それ以外は、電気工事士でなくてもでる。
問31
水銀灯は「H」、ナトリウム灯は「N」、メタルはロイド灯は「M」、蛍光灯は丸の左右に長方形
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